1億5000万円! 超高級ボート市場にヤマハが参入 | Spyder7(スパイダーセブン)

1億5000万円! 超高級ボート市場にヤマハが参入

話題 企業

ヤマハ EXULT 43(イグザルト43)
  • ヤマハ EXULT 43(イグザルト43)
  • ヤマハ EXULT 43(イグザルト43)
  • ヤマハ イグザルト43(左)とイグザルト38コンバーチブル(右)
  • ヤマハ イグザルト43のフライングブリッジ
  • ヤマハ イグザルト43のインテリア
  • ヤマハ イグザルト43のドライバーズシート
  • ヤマハ EXULT 43(イグザルト43)
  • ヤマハ イグザルト43のインテリア
高級ボート市場がにぎわっているという。メイン市場である北米、欧州を中心に、大型ボート、大型船外機の需要はリーマンショック以前の水準を超えるほどに高まっているそうだ。高級ボートを販売するヤマハはここに、満を辞して“超”高級ボート『EXULT(イグザルト)』シリーズのフラッグシップ『イグザルト43』を投入すると発表した。その本体価格はなんと1億4700万円。思わず「ぶっとびー」と言いたくなるバブリーな世界だが、ヤマハは好景気の波に乗り、シェア拡大をねらう。

3月8日にパシフィコ横浜で開幕したジャパンボートショー2018でヤマハは、ボートや船外機、マリンジェット(水上バイク)など最新ラインアップをずらりと展示。さらに係留展示をおこなうベイサイドマリーナ横浜会場では、このイグザルト43の国内初披露がおこなわれた。ここで展示されたイグザルト43の姿を43枚の写真で紹介しよう。

イグザルトは、日本人らしい繊細な美意識や「おもてなしの心」を細部に注ぎ込んだ、ヤマハのプレミアムボートシリーズだ。カジキ釣りなどをおこなうことができる機能性と高級感ある居住空間を実現した『イグザルト45 コンバーチブル』『イグザルト38 コンバーチブル』のほか、居住性を重視したサロンクルーザー『イグザルト36 スポーツサルーン』の3モデルをラインアップしている。シリーズのフラッグシップとして新たに加わるのがイグザルト43だ。ちなみに数字は船体の長さで、イグザルト43は「43フィート」のサロンクルーザーであることを示している。

国内市場では10メートル以上の大型モデルが好調で、特にサロンクルーザーであるイグザルト36は2009年の発売以来ヤマハの販売を牽引してきた。今回のイグザルト43は、その世界観をさらにスケールアップ。「大海原に憧れを抱く新規購入層や、輸入艇を含む従来のサロンクルーザーからの代替購入層を視野に入れ、熟成と進化を遂げた」とヤマハは説明している。

最大の特徴はやはりそのエクステリアデザインだろう。「インテグレーテッドハル」を進化させ、船体と甲板の接合部(ガンネル)を意識させない、一体感のある滑らかなフォルムはマリーナでも独自の存在感を放つ。開放感のあるフライングブリッジ(2階部分)はクラス最大の広さを実現。ドライバーズシートとナビゲーターシートと合わせ10名が余裕を持って着座でき、コミュニケーションスペースとしても十分な空間を確保している。

まるで高級ホテルの一室のようなインテリアの快適性も特筆だ。曲線を多用した、明るく開放的なラグジュアリーモダンデザインを採用。さらに随所に高級素材と日本らしい匠の技を導入しているという。階段を降りた船首側にはベッドルームが、さらに船尾側にはベッドとソファーを備えたオーナーズルームが備わる。取材当日はあいにくの雨だったが、自然光が多く取り込まれる造りは、柔らかく上品なくつろぎの空間を演出している。また、シャワー、トイレももちろん完備しており、遠征や長時間の走行にも対応する快適性を備えている。

搭載するエンジンはVOLVO PENTA製の「IPS500」で、これをヤマハとして初めて3基搭載。最大保証馬力は370ps×3と高出力。燃料タンク容量は1800リットルだ。高出力に見合う船型を新開発したことで、「パワーを有効に引き出し、スピード性能と機敏性を維持しながら、高級サロンクルーザーにふさわしい重厚感と安定感のある上質な乗り心地を高レベルで実現」したとしている。また2つの操縦席には「VOLVO グラスコックピット」を採用。12インチの大型液晶ディスプレイに様々な情報を表示し、スマートな操船が可能だという。

イグザルト43の発売は6月1日。初年度の国内販売計画はわずか4隻で、そのうちの1隻である第1号艇をジャパンボートショー2018で見ることができる。

価格は1億5000万円! 超高級ボート市場に「ヤマハの本気」投入…イグザルト43

《宮崎壮人@レスポンス》

編集部おすすめの記事

特集

page top