昨年、双子を妊娠中のためコーチェラのヘッドライナーを断念したビヨンセが、今年のコーチェラにヘッドライナーとしてカムバック。“クイーン・ベイ”の愛称にふさわしい圧巻のパフォーマンスで観客を魅了した。ステージではゲストにミシェル・ウィリアムズとケリー・ローランドを招き、「Lose My Breath」、「Say My Name」、「Soldier」の3曲を歌って「デスティニーズ・チャイルド」を再結成するサプライズも。これにはモデルのカーラ・デルヴィーニュも大興奮で、「言葉が出てこないほど感動した。涙があふれてとんでもなく興奮しちゃった。特に、デスティニーズ・チャイルドの再結成がね」とツイート。歌手のサム・スミスは「コーチェラのビヨンセは、この世のものとは思えないほど素晴らしかった」とツイートした。また、昨年グラミー賞で最優秀アルバム賞などを獲得し、スピーチでビヨンセへの賛辞を述べたアデルは、インスタグラムでビヨンセのステージを観ながら踊り狂う自身の動画を3つも投稿。ファンから普及した「ベイチェラ」（クイーン・ベイ＆コーチェラ）というハッシュタグを付けてビヨンセを称えた。さらに、ゲストに妹のソランジュや夫のジェイ・Zも登場。ソランジュとは「Get Me Bodied」でダンスバトル、ジェイ・Zとは懐かしのコラボ曲「Deja Vu」のデュエットを披露した。女王の名にふさわしい最高のステージをつくりあげ、ファンを沸かせた。
