日産が北米、南米で販売するコンパクト・ハッチ『ヴァーサ・ノート』が、2019年をもって生産終了となる可能性があることがわかった。
ヴァーサ・ノートは、日産のハッチバック『ノート』の海外版として、2013年からアメリカ市場に投入されているモデルだ。日本では、大人気を得ているノートだが、2018年のアメリカでの販売は前年比29%減まで落ち込んでいる。日本とはことなる道路状況からもアメリカでは、SUVなどに人気が集中していることが原因となっているだろう。日産は、昨年76,000台を販売しており、けっして少なくはない。しかし、ハッチバックとセダンを足した台数であるうえ、ほとんどがセダンという現実もあり、この方向転換は仕方ない状況と言えるかもしれない。
代替えとしては、日産が2018年から米国市場に導入されているコンパクト・クロスオーバーSUV『キックス』新型や、EV『リーフe-Plus』などが挙げられるだろう。また『ヴァーサ セダン』新型にも期待がかかる。
《Spyder7 編集部》
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