ヒュンダイのベストセラー・ハッチバック、『i20』次期型プロトタイプをカメラが捉えた。
これまで同ブランド最小ハッチバック、『i10』と思われていた開発車両だが、兄貴分「i20」の可能性が高いようだ。2008年に主力コンパクトカーとして発売されたi20は、約8年で世界累計販売100万台を達成したモデルで、インドで生産されている。
今年始めに「i20」次期型プロトタイプが目撃されているが、カメラマンによると2台は大きく異なるという。以前の開発車両は、リアスクルにハブキャップとドラムブレーキを備えたインド仕様だったが、このプロトタイプは、より多くの機器と高品質のコンポーネントを備える欧州向けバージョンのようだ。
フロントエンドには、鋭く釣り上がるヘッドライト、メッシュの六角形ラジエーターグリルが見てとれるほか、リアエンドでは新グラフィックのLEDテールライトの一部も確認できる。またホイールベースは延長により居住空間、特に後部座席のフットスペースが向上すると期待される。
パワートレインの詳細は不明だが、最高出力100ps、最大トルク172Nmを発揮する1.0リットル直列4気筒ターボエンジンなどがラインナップされ、新開発のATトランスミッションと組み合わされると予想されている。
ライバルのトヨタ『ヤリス』(ヴィッツ後継モデル)は、既に新型を発表しており、i20新型はそれを追う形で2020年にもワールドプレミアが期待できそうだ。
《Spyder7 編集部》
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