オペルのフラッグシップ・4ドアサルーン、『インシグニア』改良新型プロトタイプをカメラが初めて捉えた。
捉えた開発車両は、再設計されたフロントグリルが見てとれる。現行モデルのバンパーまで広がる大型デザインから薄型へと変更され、『コルサ』新型と同タイプになることが予想される。それに伴い、上部にあったエンブレムはグリルセンターへ移動、両サイドにバーが備えられるだろう。またヘッドライトは端にアクセントを持つ新デザインが確認できるほか、エアインテーク形状やフロントバンパー、テールライトなど大幅なデザイン変更も予想される。
コックピットは、昨年最新のインフォテイメントシステムへ変更されており、大幅な変更はなく、トリム類の見直し程度が予想される。
注目はパワートレインだ。現在GM製の1.5リットル直列4気筒ecoTECターボエンジン、高性能「GSI」には最高出力260psを発揮する2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン、2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボエンジンなどがラインアップされている。しかし、2017年にPSAグループがGMからオペルを買収していることから、改良新型ではPSA最新ユニットへ変更されるの可能性があるという。
改良新型のワールドプレミアは、最速で9月のフランクフルトモーターショーが予想されている。
《Spyder7 編集部》
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