韓国ヒュンダイは、高性能ブランド「N」第一弾として、2017年にホットハッチ『i30N』を発表したが、スポーティ性能をさらに強化したスペシャルモデルを開発していることがわかった。
2015年に立ち上げられたNブランドは、モータースポーツのノウハウを導入し、高性能モデルに特化したブランドで、韓国・研究開発拠点の南陽の「N」とニュルブルクリンクの「N」から由来している。
フルカモフラージュされた開発車両は、シンプルなスポークデザインの軽量ガンメタホイール、再設計されたチンスポイラー、オーダーメイドのサイドスカートを装着。リアエンドには専用デザインのリアバンパーとディフューザーも見てとれる。さらにカーボンファイバー製ボンネットフードを採用し、軽量レーシングバケットシートを装備するという。
i30Nのパワートレインは、最高出力250psを発揮する直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「T-GDI」を搭載し、0-100km/h加速は6.4秒だ。また上位モデル「パフォーマンスパッケージ」では、最高出力が275psへ引き上げられ、0-100km/h加速は6.1秒へ向上している。今回捉えた軽量スペシャルモデルでは、パワートレインに変更はないと予想されているが、加速力や高速での走行性能の強化が期待できるという。
スペシャルモデルのワールドプレミアは最速で2019年内と見られているほか、近々DCTモデルもリリース予定で、ヒュンダイブランドにとって大きな成功を収めたi30Nの進化は止まりそうもない。
《Spyder7 編集部》
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