米ニューヨークを拠点とする新興自動車メーカー「ボーリンガー」は、EVオフローダー『B1』とEVピックアップトラック『B2』の市販型と思われるプロトタイプを初公開した。
ボーリンガーは、2017年に初期プロトタイプ「B1」を発表、スズキ『ジムニー』やメルセデス『AMG G63』を彷彿させるボクシーなスタイルのフルEVモデルだ。パワートレインは、60kWhと100kWhの2種のバッテリーを搭載、電気モーターを前後に配置し、システム合計の最高出力は360hpを発揮していた。現在まで市販化はされていないが、その後フェイスリフトが行われている。
B1公開から2年、B2ピックアップ登場から1年ほどしか経過していないが、今回は「ベータプロトタイプ」と呼ばれる市販型にほぼ近いとみられるB1、及びB2の改良新型が初公開された。
そのルックスは初期プロトタイプから継承されるレトロでボクシーなボディシルエットだが、進化したその中身は強力だ。120kWhのバッテリーを新たに搭載、システム合計最高出力は614hp、最大トルク905Nmを発揮する。また0-100km/h加速は4.5秒とポルシェ『911カレラ』の4.6秒より早く、レクサス『RC-F』やVW『ゴルフR』と同等のパフォーマンスを発揮するとともに7,500ポンドの牽引能力を持つ。
尚、発売時期や価格に関しては発表されていない。
《Spyder7 編集部》
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