ロータスは、かつて2世代にわたり販売していたスポーツクーペ、『エラン』を復活させる計画をもっていることがわかった。
エランは初代が1962年から1975年まで販売、1973年に2シーターモデルが生産終了した後に1975年に「+2S130」型が生産終了している。その後1990年から1995年まで第2世代が販売されており、復活が実現すれば25年ぶりとなる。
同社では、2010年のパリモーターショーで『エラン コンセプト』を発表、2013年に市販化予定だったが業績が下降し実現されなかった。しかし中国資本である「Geely」(吉利汽車)傘下に入り、潤った開発費によりエラン市販へ向け動き出したようだ。
新世代エランは、『エリーゼ』『エキシージ』『エヴォーラ』新型と共有する予定の新開発プラットフォームを採用、ポルシェ『718ボクスター』、BMW『Z4』新型より軽量のオープンモデルと予想される。またこれまで販売された2台よりフットプリントを拡大、居住性も大幅に向上するとみられる。
開発が順調に進めば、エラン新型は2020年内の発表が予想されている。同社では、2019年7月に2000馬力、320km/hのEVハイパーカー『エヴァイヤ』を発表。2021年にはポルシェ『カイエン』をライバルとするクロスオーバーSUVを発表予定で、Geely資本で息を吹き返したロータスに要注目だ。
《Spyder7 編集部》
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