ドイツを拠点とするチューニングメーカー、「B&B Automobiletechnik」は、ジープのハイスペック・クロスオーバーSUV、『グランドチェロキー トラックホーク』を過激にプログラムした新型カスタムモデルを初公開した。グランドチェロキーの高性能モデルであるトラックホークは、高いオフロード性能に圧倒するレーシングパフォーマンスを持つSUVで、最高出力710psを発揮する6.2リットルV8スーパーチャージャーエンジンを搭載。0-96km/h加速は3.7秒、最高速度290km/hというハードコアモデルに仕上げらえている。今回発表されたのは「ステージ2アップグレード」と呼ばれるプログラムで、最高出力800ps、最大トルクは875Nmから985Nmへ、0-100km/h加速は3.4秒、最高速度は290km/hから300km/hへと強化。ランボルギーニ『ウルス』の最高出力650ps、0-100km/h加速3.6秒を超えるスーパーSUVが完成されたと言えるだろう。ステージ2の気になる価格は、3,950ユーロ(約48万円)だが、そのほかにも5,950ユーロ(約72万円)でフラップコントロールを備える高性能ステンレス剛性エキゾーストシステム、2インチ(50mm)ローダウン用のスポーツスプリングセット、11J x 22インチホイールなどが用意されている。