マツダ初の量産EV『MX-30』、欧州仕様車を発表! | Spyder7(スパイダーセブン)

マツダ初の量産EV『MX-30』、欧州仕様車を発表!

◆最新魂動デザインにフリースタイルドア ◆新世代の電動化技術「e-SKYACTIV」搭載 ◆最新のSKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE ◆電動車向けのe-GVC PLUS採用

自動車 ニューモデル
マツダ MX-30(欧州仕様)
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マツダの欧州部門は11月27日、『MX-30』(Mazda MX-30)の欧州仕様車を発表した。

MX-30は、マツダ初の量産EVだ。新たにマツダのカーラインアップに加わる新世代商品の第3弾となる。顧客が車とのつながりを深め、車とともに自然体で自分らしい時間を過ごすことを目指し、新たな車の使い方、創造的な時間と空間を提案する。

◆最新魂動デザインにフリースタイルドア

MX-30のデザインは、マツダのデザインテーマの「魂動」を基本に、さらに芸術性を高めるとともに、表現に拡がりを持たせることに挑戦した。人の手が生み出す美しい造形とこだわりのつくり込みを基礎としながら、将来に向けた価値観の変化や、新しいライフスタイルに寄り添うことを目指している。

インテリアでは、センターコンソール周りは、抜け感を持たせた形状とすることで、開放感のある空間を構成した。コルクや再生材からできた生地などの環境に配慮した素材を、そのものが持つ自然な魅力を引き出して使用し、心地のよい室内空間を追求している。センターピラーレスのセンターオープン式ドア構造、「フリースタイルドア」も大きな特長だ。

◆新世代の電動化技術「e-SKYACTIV」搭載

MX-30には、新世代の電動化技術の「e-SKYACTIV」を搭載する。システムは、モーター、バッテリーパック、インバーター、DC-DCコンバーターなどで構成される。インバーターは、バッテリーからの直流電流を交流に変換してモーターを駆動し、DC-DCコンバーターは電圧を降圧して自動車の12V補機に電力を供給する。モーターやインバーター、DC-DCコンバーター、ジャンクションボックスは一体設計され、車両フロントの高電圧ユニットに組み込まれた。

床下にレイアウトされる高電圧バッテリーのサイズは、ライフサイクル全体でCO2排出を最小限に抑えるように、慎重に選択された。バッテリーパックは高さを減らして、キャビンスペースへの侵入を最小限に抑えるコンパクト設計とした。バッテリーケースはMX-30のボディシェルにしっかりと固定されており、車両全体の剛性を高めている。このリチウムイオンバッテリーは、蓄電容量35.5kWhとした。

また、通常の充電ポートと急速充電ポートの両方を一体化し、右側のリアフェンダーに設けた。オンボードのAC充電ケーブルが、荷室に装備されている。バッテリーパックには、バッテリーパックを冷却する冷媒冷却システムを採用した。センサーは、常にバッテリーの温度をモニターし、必要に応じて冷却剤の流れを制御する。暑い日でも、可能な限り最適なバッテリー温度を維持することにより、システムはバッテリーパックを熱による劣化から保護する。空調システムとバッテリー冷却システムの協調制御により、効果的な冷却性能を実現する。

e-SKYACTIVシステムは、最大6.6kWのAC電源を使用して充電するか、DC電源を使用して急速充電できる。CHAdeMOまたはコンボ規格のDC充電に対応する。世界中のどの充電ステーションでも、充電できるようにした。

◆最新のSKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE

MX-30では、マツダの車両構造技術の「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」の最新世代を採用する。MX-30では、路面からのエネルギー入力を特定の場所に集中させ、それを吸収する緩衝材として機能する減衰構造を採用することで、車両重量を増加させることなく、ノイズを引き起こす振動を効果的に低減する。

また、バッテリーパックをボディシェルのリング構造の一部として組み込み、対角線方向の剛性を大幅に向上させた。バッテリーパックを囲むフレームは、20か所でボディに接続されている。バッテリーパックを上下から挟むストレートクロスメンバーは、リアアクスルマウントの強化リング構造と組み合わされて、入力の伝達の遅延を大幅に低減する。

e-SKYACTIVシステムのアクセルペダルは、マツダ独自の電動モータートルク制御システムを使用して、ドライバーの意図した加速と減速の両方の量に基づいて、望ましい車速と姿勢制御を実現する。ストロークとドライバーのペダル操作の速度を、綿密にモニターすることにより、アクセルペダルは、ドライバーの期待に応えるGフォースを生み出す。

ドライバーがゆっくりペダルを操作すると、徐々にトルクが変化するため、車速を維持しやすくなる。対照的に、クイックなペダル操作は、ドライバーが加速を望んでいると車両が判断し、強力な加速を発揮する。アクセルペダルから足を離すと、システムはドライバーがペダルを操作する速度をモニターし、それに応じて減速度Gのレスポンスを制御する。

また、パワーユニットマウントなどのトルク伝達システムの剛性を高める対策により、モーターのトルクが駆動力の発生から制動力の発生に変化しても、スムーズで安定した車両挙動を実現する。また、モーターとブレーキによる協調制御ブレーキを操作すると、運動エネルギーを回収し、無駄なく電気を再生できる。

◆電動車向けのe-GVC PLUS採用

MX-30には、「電動G-VECTORING CONTROL PLUS(e-GVC PLUS)」を採用する。MX-30では、パワートレインを利用して、シャシーの性能を向上させるマツダ独自の「GVC」が、電動のトルク特性を使用するe-GVC PLUSに進化した。システムは、ドライバーが直線道路でステアリング修正を行っているかどうかに関係なく、縦方向と横方向のGフォース間のスムーズでシームレスな移行を可能にする。

e-GVC PLUSでは、ドライバーのハンドル操作に応じて、モータートルクを細かく制御する。ドライバーがステアリングホイールを操作して、コーナーに入ると、システムはトルクをわずかに減らして、前方への荷重伝達を促し、スムーズな旋回姿勢を取り、フロントタイヤのグリップを最適化する。

車がコーナー出口に差しかかると、トルクがわずかに増加して、負荷が後方に移動し、車両の挙動を安定させる。ドライバーがステアリングホイールを中立位置にすばやく戻すと、ブレーキモーメント制御が協調して作動し、コーナリング動作を安定させる。その結果、山道、高速道路、滑りやすい路面での走行時の安定性が大幅に向上した、としている。

マツダ初の量産EV、『MX-30』…欧州仕様車を発表

《森脇稔@レスポンス》

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