トヨタは、ヤリス(旧ヴィッツ)新型を発表したばかりだが、クロスオーバーSUV派生となる『ヤリス・クロス』が、2020年後半にデビューすることが濃厚となった。
ヤリス・クロスは、ヤリスをベースとし、「GA-B」プラットフォームを採用、低重心かつボディ剛性が強化される。英Auto Expressは、日産『ジューク』やルノー『キャプチャー』などのライバルとなると予想している。
全長は、ほとんどの欧州スーパーミニモデルと同じ4.0mで、B-SUVセグメントに属することになるだろう。トヨタの欧州エグゼクティブ・バイスプレジデントであるマット・ハリソン氏は、VW『ゴルフ』やトヨタ『カローラ』といったCセグメントと差別化されているという。
ヤリス・ハッチバックと比較すると、車高が40mmアップし、長いホイールベースとワイドなトラックを備えている。また、より洗練されたマルチリンクサスペンションとも互換性を持ち、全輪駆動AWDの設定も示唆している。
パワートレインは、1.5リットル直列3気筒ガソリンエンジン+電気モーターのハイブリッドで、システム総合の最高出力は113psを発揮する。また1.5リットルのガソリンエンジンも特定の市場にて提供されることになりそうだ。
《Spyder7 編集部》
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