欧州トヨタは、第四世代『ヤリス』と同じ「GA-B」プラットフォームを採用する新型コンパクト・クロスオーバーSUVを発売することを発表するとともに、そのティザースケッチを初公開した。
オランダ・アムステルダムで行われたイベントで発表されたスケッチからは、Bセグメントハッチバックには見えない、『ハイランダー』新型に似たかなりスタイリッシュなシルエットが見てとれる。
トヨタのマシュー・ハリソン副社長によると、「ボディクラッディングとレイズドサスペンションを備えたヤリスであるだけでなく、コンパクトでダイナミックな独自性を持った1台」と語っているほか、「最終デザインを見るまで長く待つ必要はなく、このモデルが欧州ヤリスの成功を加速させる」とも述べたようだ。
予想されるボディサイズは、「C-HR」よりコンパクトで、103.9インチ(2,640mm)のホイールベースを持ち、日産『ジューク』より0.2インチ(4mm)長いと予想される。またライバルとなるルノー『キャプチャー』、プジョー『2008』などと比べ手頃な価格も期待されている。
パワートレインは、システム総合の最高出力は113psを発揮する1.5リットル直列3気筒ガソリンエンジン+電気モーターのハイブリッドが予想されるほか、1.5リットルのガソリンエンジンも特定の市場にて提供されることになりそうだ。
ワールドプレミアは、2020年9月以降と予想されており、車名は『ヤリス・クロス』などが有力視されている。
《Spyder7 編集部》
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