米国のチューニングメーカー「Renntech」(レンテック)は、メルセデスベンツのハイエンド・ハッチバック『AMG A45S』を過激にチューンした2つの最新パワーキットを発売することを発表した。
レンテックは、米フロリダとドイツに1989年に設立された老舗チューナーだ。メルセデスAMGをはじめBMW、アウディなどの欧州プレミアムメーカーから、日産『GT-R』など国産ハイスポーツまで幅広く手掛けている。
今回ベースとされたAMG A45S新型は、2.0リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載、コンパクト・ハッチバックとしては最強レベルと言える最高出力421ps、最大トルク500Nを発揮し、0-100km/h加速3.9秒、最高速度270km/hというパフォーマンスを誇っている。
この高性能ハッチをさらにアップグレードする2つのパワーキットは、同エンジンをブーストアップし、最高出力550ps、及び600psというスーパーカー並のパワーへと豹変させるものだ。
正式発売は今春以降の予定で、現在エキゾーストシステムやソフトウェア、ダウンパイプなどの調整が行われている状況だという。またオリジナルの触媒コンバーター、及びパーティクルフィルタに基づく専用のエキゾーストシステムも開発しているようだ。
これらのパーツを数ヶ月待てない顧客は、1月中旬から最高出力475ps、最大トルク575Nmまで向上させるソフトウェアチューニングキットを注文することも可能で、これには、遠距離生後エキゾースト・バルブモジュール、ローダウン・スプリングセット、19インチまたは20インチ大径ホイールが含まれているという。
《Spyder7 編集部》
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