ホンダ初の市販型EVとなった『ホンダe』にハードコアモデルとなる「タイプR」が設定される可能性があることがわかった。
ホンダのアシスタント・プロジェクトリーダー人見康平氏は、英「Top Gear」誌でのインタビューにて、「この新しいプラットフォームは、もっと多くの可能性を持っている。我々はタイプRが大好きであり、我々にとって非常に強力ブランである。可能なら全てのモデルにタイプRを設定したい。但し顧客がそれを望んでいるがどうか、それが答えになるだろう」と語ったようだ。そしてインタビューの最後には、「おそらく数年のうちにタイプRの形が見えてくるはずだ」と付け加えている。
ホンダeは、35.5キロワットのバッテリーを搭載、最高出力136psと156psを発揮し、最大トルクはどちらも315Nmというパフォーマンスを持っており、航続距離は137マイル(220km)だ。キャビン内では、ダッシュボード全体に広がる5つのスクリーンを持っており、両サイドのディスプレイには、サイドマウントカメラからのフィードが表示される。ドライバーの前には8.8インチの計器用モニターのほか、12.3インチのディスプレイなどでサポートされる。
タイプRが発売されるとなると、気になるのはそのエクステリアデザインだ。ホンダは丸眼ヘッドライトにロングノーズ&ショートデッキを持つレトロチックな2ドアEVクーペの特許画像を申請しており、タイプRの可能性も否定できないだろう。
《Spyder7 編集部》
page top