英サマセット州を拠点とする、ライトウェイトスポーツメーカー「アリエル」は、今秋に登場するとみられる新型ハイパーEVのティザーイメージを初公開した。
アリエルは1991年に「ソロクレスト」社として創業したあと、2001年に「アリエル」に車名変更、従業員7人の小規模メーカーだ。2000年の『アトム』をはじめ2003年の『アトム2』、2010年の『アトム無限チューン』など、ほとんどのモデルにはホンダ製エンジンが搭載されている。またライトウェイトスポーツでは通常1,000kgの車重が一般的だが、同社はその半分の500kg台が中心で、マツダ『ロードスター』の990kgより大幅に軽量、かつパワーが倍増という究極のライトウェイトモデルだ。
公開されたティザーイメージは、かなり攻撃的なルックスが見てとれる。最新情報では、タービンを使用したリチウムイオンバッテリーパックを介し、4基のインホイール電気モーターに電気を送るエレクトリック・ハイブリッドパワートレインを備えるという。パワートレインは、最高出力590hp、最大トルク901Nmと4基の電気モーターにより、システム合計で最高出力は1,180hp、最大トルク1,803Nmを発揮するハイパーEVとなる。
また0-100km/h加速は2.4秒、161km/h加速3.8秒、241km/hにはわずか7.8秒で到達、最高速度は257km/h(リミッター作動)という驚異のパフォーマンスも発覚している。
ワールドプレミアは、イギリス・ミルブルックで9月9日に開催されるイベントが有力とされるが、秋以降に遅れる可能性もあるようだ。
《Spyder7 編集部》
page top