ルノー傘下で、ルーマニアの車メーカー「ダチア」の主力コンパクト・ハッチバック、『サンデロ』新型の最新プロトタイプをカメラが捉えた。
実質的にはルノー『クリオ』の廉価モデルだが、新型では内外とも大幅な進化がみられそうだ。捉えたプロトタイプはカモフラージュが厳重だが、再設計されたLEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライトとテールライトのグラフィック、ドアハンドルを装備しているのがわかる。ボンネットフードから出でいる青いワイヤーは、おそらくキャビン内の測定器と接続されているのだろう。
新型のアーキテクチャには、クリオ新型から流用される「CMF-B」プラットフォームのシンプルバージョンを採用、ボディを拡大、スポーティさが顕著になるとともに安全性が高められ、運転性能も向上するという。
パワートレインは、ルノー日産アライアンスの0.9リットルユニットに代わり、ターボチャージャー付き1.0リットル TCeガソリンターボエンジンを搭載、最高出力100ps、最大トルク160Nmを発揮する。また最高出力115psを発揮する1.3リットル直列4気筒TCeターボエンジン、さらひ最高出力140psを発揮する1.6リットルNAエンジン+電気モーターのハイブリッド「E-Tech」エンジンのラインナップが予想される。
サンデロ新型のワールドプレミアは、2020年9月のパリモーターショーと予想されている。
《Spyder7 編集部》
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