アウディのコンパクト・クロスオーバーSUV、『Q2』改良新型プロトタイプを豪雪のスカンジナビアでビデオが捉えた。
動画では、慎重に坂を登り、直線のアイスバーンでは安定した加速性能を見せている。2016年に新型SUVとして発売されたQ2にとって、これが初の大幅改良となるが、刷新されるエクステリアとともに、オフロード性能が向上している様子が伺える。
改良新型では、ヘッドライトの形状が再設計される。ラジエーターグリルに接続する内側のエッジがより滑らかになり、上下ダイオードを分割するフルLEDヘッドライトが採用される。またバンパーは完全に覆われているが、垂直でタイトなコーナーエアインテーク、垂直バーと水平バーを備えたワイドな六角形グリルにより、スポーティな演出がなされる。
キャビン内ではトリム類を一新、デジタルインストルメントパネルによるコントロールのアップグレードなどがなされるだろう。
パワートレインは、最高出力118psを発揮する1.0リットル直列3気筒ガソリンターボ、最高出力150psを発揮する1.4リットル直列4気筒ガソリンターボがキャリーオーバーされる可能性が高いが、CO2排出量を削減するためのオーバーホールを受けると予想される。
アウディQ2改良新型の登場は、2020年秋以降となるだろう。
《Spyder7 編集部》
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