マセラティは、開発を進める新型ハイパースポーツ『MC 20』の新たなティザーイメージを公開した。
これまでアルファロメオ『4C』を模倣したテストミュールだったが、ついにカモフラージュされた市販ボディを初公開。ピントがボカされているが、同社特有のグリルデザイン、丸みを帯びたヘッドライト、サイドエアインテーク、そして流れるようなルーフラインが見てとれる。
しかしなんといっても、サイドウィンドウに映った、中指を立てたオブジェの画像が衝撃だ。これはイタリア・ミラノの「アファリ広場」に置かれたマウリツィ・オカテランの「L.O.V.E」という彫刻で、「国際現代美術におけるイタリアの大胆さの象徴」と言われ、この場所に最初に置かれたオブジェでもある。同社では、「最初で究極の表現」である最新モデルと関連付けこの場所を選んだという。
最新情報では、アルファロメオ『4C』に似たカーボンタブに搭載されるMC20のパワートレインは、3.6リットルV型6気筒ツインターボエンジン+電気モーターと予想されている。最高出力は、600ps程度で、、0-100km/h加速2秒、最高速度300km/hオーバーとも噂さされており、「Getrag」製8速デュアルクラッチと組み合わされるという。
ワールドプレミアは5月が濃厚で、同社の拠点「Viale Ciro Menotti」(ヴィアーレ・チーロ・メノッティ)工場で製造される。
《Spyder7 編集部》
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