マセラティは、新型スーパーカー『MC 20』の発表を5月に予定していたが、コロナウィルスの影響で9月に延期されたことがわかった。
ご存知ように、イタリアでのコロナウィルスの蔓延は凄まじく、3月17日付けの世界保健機関からの状況では、イタリアにおける症例は27,980で、前回の報告から3,233人増加、2,503人がウィルスにより亡くなられている。本社のあるイタリア・モデナで行われる予定のイベントだけに延期せざるを得ない状況だ。
MC20は、同社が2004年に発売したスーパーカー、『MC12』の実質的後継モデルとされている。ただし、MC 12がフェラーリ『エンツォ フェラーリ』をベースにしているのに対し、MC20はマセラティが設計、開発をしている。
予想されるパワートレインは、3.6リットルV型6気筒ツインターボエンジンのハイブリットだ。最高出力は、600ps程度で、0-100km/h加速2秒、最高速度300km/hオーバーとも噂さされており、「Getrag」製8速デュアルクラッチと組み合わされるという。
同社では、4ドアサルーン『ギブリ』のプラグインハイブリッドバージョンを計画しているほか、新しいクロスオーバーSUVの開発も噂されている。
《Spyder7 編集部》
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