ヒュンダイは、現在コンパクト・クロスオーバーSUV『コナ』の改良新型を開発しているが、その最強モデルとなる『コナN』市販型プロトタイプが、ニュルで高速テストを開始した。
コナは2017年6月から発売され、2019年には北米カー・オブ・ザ・イヤーの「SUVカー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。派生モデルとなるEV版『コナ・エレクトリック』が設定されているが、同ブランド最強となる「N」は初設定だ。
捉えたプロトタイプは、深いフロントスポイラー、より大型のハニカムメッシュラジエーター、アグレッシブなフロントエンドにリアスポイラー、バンパー、5スポークホイール、レッドブレーキキャリパー、そして巨大ツインエキゾーストパイプをインストールし、ベースモデルと一見して違いがわかる。
その心臓部には『i30N』から流用される2.0リットル直列4気筒ターボチャージャーを搭載し、6速MT、及び7速DCTと組み合わされる。最高出力280psを発揮すると噂されており、Nが発売されれば、ライバルの日産『ジューク』には驚異となりそうだ。
ワールドプレミアは、2020年夏と予想されているが、コロナウィルスの影響で秋以降へずれ込む可能性もありそうだ。
《Spyder7 編集部》
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