VWがワールドプレミアを控える新型EVクロスオーバーSUV、『ID.4』(仮称)最新プロトタイプをビデオが捉えた。
動画では、パワフルにアイスバーンを駆け上がる姿がみてとれ、前後に電気モーターを搭載する電動四駆モデルと思われる。これは追加される「e-AWD」により、最高出力はロントモーターが80kW(110ps)、リアモーターが150kW(204ps)、瞬間最大トルクは310Nmを発揮するとされている。
捉えたプロトタイプは、オペル風にカモフラージュされたグリル、プラスチック製のボディクラッディング、フェイクスキッドプレート、インパクトのあるコーナーエアインテークを備える強靭なフロントバンパーが確認できる。
アーキテクチャには「MEB」プラットフォームを採用、バッテリーパックはID.3と共有し、330km(205マイル)、420km(261マイル)、550km(342マイル)の走行範囲を持つ45kWh、58kWh、及び77kWhのユニットが提供されると予想される。
ワールドプレミアは、3月のジュネモーターショーが予定されていたが、延期されたため未定となっている。
2020年から生産に入り、2022年からは米国テネシー州のチャタヌーガ工場でも製造スタートする。またID.3とは異なり、ID.4は中国、欧州、北米などで販売されるグローバルモデルとなるはずだ。
《Spyder7 編集部》
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