ドイツの老舗チューニングメーカー、「ABT Sportsline」(アプト スポーツライン)は、アウディ『RS7 Sportback』(RS7 スポーツバック)をベースとしたチューニングカー、『RS7-R』を初公開した。
公開されたRS7-Rは、まるで未来から来たかのようなエクステリアだ。幾何学模様のラッピングに、赤いカナードを備えるカーボンファイバー製リップスポイラーをフロントに装着。再設計されたリアスポイラーにカーボンファイバー製ディフューザーを装備するほか、RS7のデュアルオーバルチップは、クワッドエキゾーストシステムに置き換えられた。
足回りには、ブラックに仕上げられた22インチ大径ホイール、そのインサイドからライトアップし、赤を引き立てている。
キャビン内では、ステアリングホイールをはじめ、センターコンソールやシートトリムなどにアルカンターラとカーボンファイバーを贅沢に使用、アームレストには限定125台の1つを示す「10F 125」のナンバーが刻まれるなど、豪華に、そしてスポーティに仕上げられている。
その心臓部にも注目だ。ベースとなるRS7が積む4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンをブーストアップ。最高出力は591hpから730hpへ、最大トルクは800Nmから920Nmへ向上させている。
《Spyder7 編集部》
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