先日BMWは、フラッグシップセダン『7シリーズ』次期型の最強モデルに、歴代初のEVを設定することを発表したが、ライバルのメルセデスベンツは『Sクラス』EV版にAMGを設定する可能性が高いことがわかった。
現在、メルセデスベンツはフラッグシップセダン、『Sクラス』のEV版となる『EQS』を開発している。しかし、そのボディスタイルは大きくことなり、傾斜したルールとともに、ハッチバックスタイルのオープンテールゲートを装備、2019年に公開された『ヴィジョンEQS』にインスパイアされたエクテリアが予想されている。
アーキテクチャもSクラスの「MRA」ではなく、電気自動車用「MEA」プラットフォームを採用、各車軸には1基ずつ、2つのモーターを装備する。ベースモデルのEQSでは、最高出力は470ps、最大トルク759Nmを発揮。0-100km/h加速4.5秒、最高速200km/hのパフォーマンスを持ち、駆動方式は、電気式全輪駆動が標準装備すると思われるが、高性能AMG版では、最高出力600hp以上、最大トルク900Nm程度まで高められ、0-100km/h加速は4秒以下のハイパフォーマンスを発揮する。
航続距離は430マイル(692km)とも噂されるが、現実的に考えると、500kmから550km程度となるはずだ。
ライバルは、前出のBMW「7シリーズ」EVの他、テスラ『モデルSプレイド』、ポルシェ『タイカン ターボS』などで、2021年以降高性能EV4ドアセダン、戦いのゴングが鳴り響く。
《Spyder7 編集部》
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