フォードのコンパクトクロスオーバーSUV、『プーマ』新型の頂点に君臨する『プーマST』をカメラが捉えた。
2月にスカンジナビアで撮影したプロトタイプは青だったが、今度は赤だ。フルヌードで捉えた最新プロトタイプは、ベースモデルと比較してボディをローダウン、大きな開口部をフロントエンドに持つほか、スプリッターが見てとれる。また後部では、若干大きなルーフスポイラーやデュアルエキゾーストシステムも確認できる。また今後付けられるフェンダーエクステンションの取り付け位置も示されている。先日キャッチした青いプロトタイプとは、ホイールが異なっていることも気がつく。
キャビン内はベースモデルのプーマ同様に、インフォテイメントディスプレイがダッシュボードの中央に配置されている。しかしレカロスポーツシート、スポーツステアリングホイール、センターコンソールにはカーボンファイバートリムなどよりスポーティな仕上がりとなっていることがわかるだろう。
パワートレインは、『フィエスタST』と共有する1.5リットル直列3気筒エンジンを搭載、最高出力は198ps、最大トルク290Nmを発揮し6速MTと組み合わされる。フィエスタSTでは0-100km/h加速6.5秒だが、プーマSTでは若干遅くなることが予想されるが、それでも7秒未満は確実と言えそうだ。
プロトタイプの状態からも、ワールドプレミアは近いとみられ、今夏から今秋が有力だ。
《Spyder7 編集部》
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