ポルシェが開発を進める『ケイマン』最強モデル、『ケイマンGT4 RS』市販型の最高出力が500psにも達する可能性があることが、「Car and Drive」誌の調べでわかった。
パワートレインは、『GT4』と共有する4.0リットル水平対向6気筒エンジンをブーストアップ。当初、最高出力は450psと予想されていたが、それを大幅に上回るとともに、「GT4」の414hpを圧倒することになる。トランスミッションに関しては報道されていないが、Spyder7の調べでは「911GT3 RS」と同様にPDKデュアルクラッチのみの設定となるはずだ。
捉えたプロトタイプは、センターロックホイールを装着、イエローのブレーキキャリパー、「GT4」に酷似したリアウィングが確認できる。ボンネットフードのエアダクトは、ブレーキ冷却が必要なく、豪雪を防ぐために塞がれいるほか、リアサイドウィンドウの背後にあるルーバーは、ミッドマウントエンジンを冷却する目的のために設置されているようだ。
コロナウィルスのパンデミックにより、世界デビューは不透明だ。しかし2021年後半から2022年前半にはワールドプレミアされると予想され、気になる価格は130,000USドル(約1400万円)程度となりそうだ。
《Spyder7 編集部》
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