先日、ホンダタイプR次期型と思われる開発車両をスクープ、強力なハイブリッドモデルに進化すると予想されていたが、次期型では電動化が見送られる可能性もあるようだ。
英「Auto Express」誌が、欧州ホンダの副社長トム・ガードナー氏と話しをしたところ、タイプR次期型がハイブリッドにならないことを確認したわけではないが、同氏が往来のガソリンエンジンに固執していることや、ボンネットの下にターボチャージャーエンジンがあることだけは強く示唆したという。また次期型でも6速MTギアボックス、前輪駆動を保持することも濃厚のようだ。
さらに今回スクープしたプロトタイプが、タイプR次期型である可能性が高いが、ハイブリッドを搭載する他のハイパフォーマンス派生モデルである可能性も指摘している。
ただし、ホンダは、2025年までにすべての欧州モデルを電動化することを発表しており、タイプR次期型もハイブリッド化される可能性も残されているはずだ。その場合パワートレインは、2.0リットル直列4気筒VTECターボチャージャー+デュアルモーターを搭載し、最高出力は400psを超えると予想。また『NSX』譲りのトルクベクタリングテクノロジーを流用するとも噂されている。
タイプR次期型のワールドプレミアは2021年と予想、生産工場はイギリス・スウィンドン工場から日本国内へ移動すると思われる。
《Spyder7 編集部》
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