ドイツのチューニングメーカー、「Sennerチューニング」社は、メルセデスAMGの2ドアスポーツ、『AMG GT S』をカスタムした「ステージ1」パッケージを発表した。
現在メルセデスAMGでは、GTシリーズ最強となる『AMG GT Rブラックシリーズ』を開発しているが、それを待たずして過激モデルを手に入れることができる。ド派手なエアロパーツは装備していないが、フロント0~1インチ(0~25mm、リアアスクルで04~1.2インチ(10~30mm)ボディをローダウン。
ベースとなる「AMG GT S」のパワーユニットは、4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力522ps、最大トルク670Nmを発揮するが、「ステージ1」パッケージでは、K&Nスポーツエアフィルター、フラップ排気システム、ソフトウェアチューンなどにより、最高出力632ps、最大750Nmまで向上させている。0-100km/h加速では1/10秒短縮するほか、最高速度は310km/hへとパフォーマンスを進化させている。
足回りでは10スポークリムのフロント9j x 20インチ、リア1.0.5j x 21インチのOEMホイールに、それぞれ265/30、及び305/25ピレリPゼロタイヤを装着している。
開発中の最強GT Rブラックシリーズは、ボンネットフードにエアベント、リアには巨大ハイウィング、アグレッシブなリアディフューザーなどド派手なエクステリアに、最高出力711ps、最大トルク800Nmと予想される4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載する。ステージ1ではそこまで迫っていないが、ブラックシリーズまで待つことができず、過激モデルが今すぐ欲しい方には最適なパッケージかもしれない。
《Spyder7 編集部》
page top