ジャガーが開発を進める、欧州Eセグメントモデル『XF』ファミリー改良新型だが、初の設定となるLWB(ロングホイールベース)、及びワゴン『スポーツブレイク』両プロトタイプを同時スクープした。
捉えた両プロトタイプとも、ベルトラインから下を厳重にカモフラージュ。ヘッドライトやテールライトをはじめ、フロント&リアバンパーが再設計されるほかグリルもリフレッシュされる。
キャビン内では、コンパクトモデル『XE』が搭載する12.3インチデジタルゲージなどの新技術を流用するほか、アップデートされたインフォテイメントシステム、HVACシステム制御用タッチスクリーンディスプレイを搭載するなど、最新のアップデートでBMW『5シリーズ』やメルセデスベンツ『Eクラス』、アウディ『A6』など他エグゼクティブモデルに対抗していく。
LWBでは後部ドアを延長し、5.9インチ(15センチ)ホイールベースが長くなる。おそらく中国市場専売となるだろう。
パワートレインは、最高出力200ps、250ps、300psを発揮する2.0リットル直列4気筒「インジニウム」ガソリンターボエンジンがラインアップされるほか、欧州の厳しい規制をクリアするディーゼルエンジンをラインアップ。注目は最高出力400ps、最大トルク550Nmを発揮する、新開発の3.0リットル直列6気筒マイルドハイブリッドだ。
XFファミリー改良新型は2020年後半から順次デビューし、2021年前半にはラインアップが揃う予定だ。
《Spyder7 編集部》
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