ホンダ『シビック・タイプR』の限定生産モデル、「リミテッドエディション」は、鈴鹿サーキットにて2分23秒993を記録、FF最速王者の称号を奪還した。
鈴鹿サーキットにおけるFF最速レコードは、ルノー『メガーヌ RS トロフィーR』が2019年記録した2分25秒4だったが、1年振りにそのレコードを塗り替えた。ホンダは6月にも記録更新を予告するティザー動画を配信しており、見事に有言実行した形となった。
リミテッドエディションは、「タイプR」の軽量仕様で、全世界1000台限定で発売される予定となっている。軽量の20インチ鍛造BBSアルミホイールとミシュランの「カップ2」タイヤを装着、2.0リットル直列4気筒ガソリン「VTEC」ターボエンジンを搭載し、最高出力320ps/6500rpm、0~100km/h加速は、5.7秒のパフォーマンスを発揮する。
鈴鹿サーキットを制したことで、次はニュルブルクリンクでのFF最速レコードに期待がかかる。現在、ニュルにおけるFF最速は「メガーヌ RS トロフィーR」の7分45秒389だ。ホンダから正式発表はないが、ニュル最速も視界に入っているはずだ。
《Spyder7 編集部》
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