先日、メルセデスベンツ『Sクラス』次期型の最新プロトタイプを捉えたが、その頂点に君臨する『AMG S63』新型の詳細を入手した。
メルセデスベンツは、最高出力805psを誇るプラグインハイブリッドパワートレイン搭載『GTコンセプト』を2017年に発表、その後『GT 4ドアクーペ』へと進化を遂げている。そしてこのラインアップの頂点には、4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載、最高出力639psを誇る電動化されていない『GT 63S』が設定されている。
AMG S63次期型のパワートレインは、最高出力603psを発揮する4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジン+最高出力201psを発揮する電気モーターを搭載、システム合計で805psを発揮、『AMG S63 EQ Performance 4Matic+』となんとも長い車名が有力候補との1つとなっている。
また往来の内燃機関エンジンを備えるS63は提供されず、電化されたモデルのみで登場することが予想されている。V型12気筒ツインターボエンジン搭載の「S65」は消滅し、マイバッハSクラスのみがV12を搭載することになる。
ベースとなるSクラス次期型は9月2日に初公開予定だが、S63 EQ Performanceは2021年秋以降と予想される。
《Spyder7 編集部》
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