オペルの欧州Bセグメント・クロスオーバーSUV、『クロスランドX』改良新型プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。
クロスランドXは、同じくBセグメントのMPV「メリーバ」後継モデルとして、2017年に発売されたばかりのニューモデルで、これが初の大幅改良となる。
捉えたプロトタイプは、密閉型グリル、フォグランプの位置が修正された新しいフロントバンパー、2つのワイドなエアインテークを装備、「バイザー」マスクへと進化する。バイザーとは、フロントエンドのデザインを一体化させ、シールドのイメージを持つことからつけられた名称で、同ブランドの新世代アイデンティティとなる。
またテールゲートとクォーターパネルにカモフラージュが見られるため、今後変更される可能性もあるほか、ヘッドライトやテールライトのグラフィックもリフレッシュされるかもしれない。
パワートレインは、1.2リットル直列3気筒ガソリン、及びガソリンターボエンジン、1.6リットル直列4気筒ディーゼルターボエンジンがキャリオーバーされると思われる。オールエレクトリックバリアントも期待したいところだが、現行型プラットフォーム「PF1」は、電化をサポートしていないため、物理的に不可能なのと、新世代「Mokka-e」がそのセグメントをカバーしているため、急務とはなっていない。
オペルは、2021年に日本市場へ再参入を発表しており、「コルサ」、「コンボライフ」、「グランドX」の導入を決定している。クロスランドXは現段階で不明だが、人気のSUVラインアップ強化に導入も十分ありそうだ。日本で発売されれば、ホンダ「ヴェゼル」あたりと激突することになる。
《Spyder7 編集部》
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