キャデラックは8月、『CT4-V』と『CT5-V』の最強モデル、「ブラックウイング」に「パフォーマンス・ステアリングホイール」を採用することを発表したばかりだが、新たなティザーイメージが初公開された。
公開された画像ははっきりしていないが、ヘッドレストの背面に、レーザーエッチングされたVシリーズのロゴ付きカーボンファイバー製フロントシートがある。またヘッドレストの両側には光沢のある黒い輪郭の2つの開口部を確認、レーシングモデルにインスパイアされたシートが期待できそうだ。
同社では、このレーサーに着想を得たシートを、「精密なブックマッチデザイン」と「顧客中心の革新と機能」を備えていると解説、軽量でヒーターと冷却を提供するという。
以前公開されたスポーツステアリングには、カーボンファイバートリム、赤いセンターマーカー、大きなVモードボタン、パフォーマンストラクションマネジメントへの簡単なアクセスを提供するスイッチを備えている。さらに最高速度200mph(322km/h)を示唆するデジタルインストルメントクラスタも確認できる。
CT5-Vブラックウイングは、シボレー「カマロ」から流用される6.2リットルV型8気筒エンジンを搭載、最高出力659ps、最大トルク880Nmのパフォーマンスが予想されている。
CT-4、CT-5ブラックウイングの発売は2021年夏と発表されているが、2020年内にオンラインデビューする可能性がありそうだ。
《Spyder7 編集部》
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