アウディ初の量産EVスポーツカー『e-tron GT』市販型の最新プロトタイプが、兄弟モデルであるポルシェ『タイカン』を引き連れ初めて出現した。
e-tron GTは、ロサンゼルスモーターショー2018で初公開されたコンセプトモデルの市販型となる。兄弟モデルとなる「タイカン」とは「J1」プラットフォーム、後輪ステアリング、コーナーリングを高速化するためのトルクベクトリングなどのほとんどのテクノロジーを機能を共有する。
エクステリアデザインは、コンセプトモデルに非常に近いプロポーションを保持、ヘッドライト、テールライト、傾斜したルーフライン、筋肉質のショルダーなどそのスタイルを反映している様子がうかがえる。
96kWhのバッテリーパックは、デュアル電気モーターに電力を供給し、WLTPサイクルでの後続距離が約250マイル(400km)と予想される。また350kWの高速充電をサポートし、20分以下で約80%の充電を完了、最高出力は590ps、0-100km/h加速3.5秒、12秒で200km/hに到達し、最高速度240km(149マイル)のパフォーマンスを発揮する。
e-tron GTのワールドプレミアは、2020年11月のロサンゼルスモーターショーと予想されていたが、2021年5月21日から同31日に延期されたため、どこかのタイミングでデジタルワールドプレミアとなるだろう。
《Spyder7 編集部》
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