先日、マセラティ『グランツーリズモ タルガ』を提供してくれたデザイナーのSmuele Errico Piccarini氏が、スズキの次世代エレクトリックスーパースポーツの予想CGを提供してくれた。
考えれば、スズキは本格クロカン『ジムニー』以外目立ったモデルが存在しない。そこで同氏が提案をした形だ。
「IKIGAI」(生きがい)と名付けられた予想CGは、シューティングブレークのようなボディシルエットをした、ハイライディング・2ドアモデルに仕上げられた。フロントエンドでは、半透明のボンネットフード、薄いLEDライトバーを装備、グリルはないが、これは床にバッテリーパックを備える電動パワートレインを装備しているからだ。また巨大なホイール、電子ミラーを装着し、サイドには、大きくえぐられたエアアウトレット、リアエンドには、LEDストリップテールライト、極薄縦型ブレーキランプ、アクティブリアスポイラー、ディフューザー、ダブルバブルルーフなど超未来的デザインが特徴となっている。
キャビン内は、全体を包み込むデジタルダッシュボードを完備、デジタルディスプレイを備えるレースカー風ステアリングホイール、床に直接つけられたシートなど、まるで宇宙船のような空間デザインが確認できる。
もちろん、このモデルはスズキ公認でなく、あくまでもSmuele Errico Piccarini氏の作品に過ぎないが、実写を見たくなる1台といえる。
《Spyder7 編集部》
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