ブガッティは、ティザーキャンペーンを展開していた新型ハイパースポーツ、『Bolide』(ボライド)を発表した。
「火玉」の意味を持つボライドは、重量わずか1,240kg、パワーウェイトレシオ比0.67kg/hpというトラック専用ハイパーカーで、パワートレインに8.0リットルW型16気筒クワッドターボエンジンを搭載、最高出力1,850ps、最大トルク1,850Nmを発揮する。
また0-100km/h加速2.17秒、0-200km/h加速4.36秒、0-300km/h加速7.37秒、0-400km/h加速12.0m秒という爆発的加速にくわえ、理論上は20.16秒で500km/hに到達する。
シュミレートされたル・マンのラップタイムは、3分7.1秒、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェは5分32.1秒を叩き出したという。
ボライドのエクステリアデザインは、エアフローを改善する変形可能ルーフエアスクープを搭載、低速運転時はスクープの表面が滑らかだが、アクセルを踏み込むと気泡のフィールドが膨らむ。またボンネットフード、サイドにも大型エアインテークを持ち、高次元のエアロダイナミクスを生み出す。
また車高はわずか995mm(39.1)と「シロン」より300mm(11.8インチ)低いのも特徴的だ。リアエンドにはティザーイメージで予告していた通り、「X」型LEDテールライト、センター出しクワッドエキゾーストシステム、アグレッシブな6フィン・ディフューザーなどが確認できる。
ボライドは、ワンオフモデルかどうかは不明で、価格もわかっていないが、ワンオフの場合、「チェントディエチ」の800万ユーロ(約9億8千万円)と同程度が予想される。
《Spyder7 編集部》
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