アウディは先日、フルエレクトリック・スポーツカー『e-tron GT』プロトタイプを公式リークしたが、正式デビュー前最後となりそうなニュルブルクリンク高速テストが行われた。
公式リークされたプロトタイプ同様に、スリムなヘッドライト、3つの水平スラットを備えたエアインテーク、ワイドなアウディグリルを装備している。流れるようなルーフラインはコンセプトそのままに、リアライトストリップ、バンパー、デュフューザーなどが2018年のコンセプトモデルから新設計されていいる様子の伺える。
EVパワーユニットは、96kWhのバッテリーパック、前後に電気モーターを搭載し、最高出力は582hpに達する。0-100km/h加速は3.5秒、12秒で200km/hに到達し、最高速度は240km/h(電子制御)のパフォーマンスを発揮する。またWLTPサイクルで248.5マイル(400km)の航続となり、800ボルトの急速充電では約20分で80%レベルまで充電が完了する。
市販型のワールドプレミアは202年内と思われ、CEOのマルクス・ドゥスマン氏は、より強力な「RS」バージョンも同時公開すると語っているが、ベースモデルとの相違は確認されておらず、今回のプロトタイプがRSバージョンかは定かでない。
《Spyder7 編集部》
page top