日産は、先日ティザーイメージを公開していた、新型クロスオーバーSUV、『X-Terra』(エクステラ)を世界初公開した。
エクステラは、ピックアップトラック「ナバラ」とプラットフォームを共有する、「テラ」の新型モデルだ。室内は3列7人乗りレイアウトを採用、全体的フォルムはキープコンセプトながら、フロントマスクをはじめ細部まで刷新されたデザインとなっている。
そこには、新しい大胆なVモーショングリル、スカルプテッドバンパー、C型LEDデイタイムランニングライトを装備、「パトロール」のフロントエンドにもにている。
ボディカラーは、明るいブラウンと、バーガンディなど全7色をラインアップ。室内はプレミアムブラックとライトグレーの素材を採用、より高級感のある雰囲気を演出している。
キャビン内には、ソフトタッチの素材で仕上げられた新設計のダッシュボードが見てとれる。上部はフラットなデザインで、センターコンソールには9インチのタッチスクリーンインフォテイメントディスプレイが搭載されている。
安全装備では、車線逸脱警告、ブラインドスポット警告、インテリジェント前方衝突警告、リアクロストラフィック警告、インテリジェントドライバーアラート、インテリジェント緊急ブレーキなどが利用可能となる。
パワートレインは、2.5リットル直列4気筒ガソリンエンジンを搭載、最高出力165hp、最大トルク241Nmを発揮、7速ATと組み合わされる。駆動方式は四輪駆動で、オフロードで使用する際には、4ホイールロック、リミテッドスリップデフ、電子ロックリアデフが機能するのも嬉しい装備だ。
X-Terra SUVは12月から中東で発売される。そのほかの地域に関しては、発表がされておらず、現段階では不明だが、是非サプライズで日本市場発売を期待したい1台だ。
《Spyder7 編集部》
page top