アウディが開発中の新型EVクロスオーバーSUV、『Q4 e-tron』市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えた。
スウェーデン市街地で捉えたプロトタイプは、ボディ形状こそオリジナルコンセプトモデルと非常に似ているが、異なるLEDデイタイムランニングライトを装備、フロントエンドのコーナーエアインテークがショーカーよりコンパクトにみえるほか、グリル下部の開口部は大きくなっている。
車内では、デジタルインストルメントクラスタを搭載、センターにある大型のインフォテイメントディスプレイは、VWの兄弟モデルのようにダッシュボードの上ではなく、ダッシュボードにインサートされていることがわかるだろう。またその下には、ギアセレクタ、プッシュ式スタートボタン、電子パーキングブレーキを確認することができる。
EVユニットは、3つのバッテリーと5つの出力が提供される。ベースはRWDと予想され、55kWhのバッテリーを搭載、リアのシングルモーターにより最高出力148psを発揮する。また上位モデルでは、AWDクワトロを採用、デュアルモーターを搭載し、82kWhのバッテリーにより最高出力306psを発揮。航続距離は510km(317マイル)と予想される。
Q4 e-tronは2021年初頭に発売、その後クーペ版となる「Q4 e-tron スポーツバック」が2021年内に登場予定で、どちらもドイツのツヴィッカウ工場でVWID.4と一緒に生産されることが確定している。
《Spyder7 編集部》
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