キアが販売するコンパクト・クロスオーバーSUV、『スポーテージ』次期型の最新プロトタイプがニュルブルクリンクで高速テストを開始した。
初代では、マツダ「ボンゴ」とコンポーネントと共有していたが、2010年に発売された第3世代からはヒュンダイ「ツーソン」とアーキテクチャを共有、次期型では、ツーソンプラットフォームのバリエーションに乗る予定だ。新型では、現行型より全長、全幅、全高が拡大・延長されると思われるが、トヨタ「RAV4」新型と比較するとコンパクトに見える。
エクステリアは、現行型よりポンプアップされたフェンダー、ツーソンと共有するホイールを備えているほか、より角度のあるヘッドライトの一部が露出、現行型より下部に移動されていることがわかる。
パワートレインでは、1.6リットルガソリンターボエンジン+電気モーター、および13.8kWhバッテリーパック搭載を搭載するPHEVの設定に期待がかかり、ツーソン同様にEV走行は45km(28マイル)の走行が可能となる。そのほか、マイルドハイブリッド、ハイブリッドなどのラインアップとあわせ、電動化が強化されそうだ。
トランスミッションオプションは、6速インテリジェントマニュアル(iMT)と7速デュアルクラッチオートマチックが設定される。
スポーテージ次世代型は2021年4月、韓国でのデビューが予想され、その後欧州、北米と展開することになるだろう。
《Spyder7 編集部》
page top