韓国ヒュンダイの新ブランド「アイオニック」が開発を進める新型クロスオーバー、『アイオニック5』市販型プロトタイプをカメラが捉えた。
アイオニックは、電動化に特化するブランドとして2015年に設立された。翌2016年には、ハイブリッドセダン『アイオニック』が登場、Spyder7では、プリウスを彷彿させる5ドアハッチバックスタイルからトヨタ「プリウス」ハンターと呼んでいた。
アイオニックは、今後数年間で少なくとも5台の新型EVを発表予定で、そのうち最初の1台がアイオニック5となる。それら新型EVには、すべて「E-GMP」(エレクトリック・グローバル・プラットフォーム)が採用されるはずだ。
「アイオニック5」は、2019年のフランクフルトモーターショーで公開されたクロスオーバー、『ヒュンダイ45コンセプト』の市販型となる。
捉えた最新のプロトタイプは、コンセプトモデルに酷似した角型LEDデイタイムランニングライトが初めて露出。エッジの効いたボディ形状、角度のあるリアウィンドウなどが確認できる。
EVパワーユニットは、eAWD機能用に2つの電気モーターを搭載、小さい方は前車軸に動力を供給し、より大きなモーターは後輪を駆動させ、四輪駆動となる。また2回充電で300マイル(480km)の航続を実現するという。
アイオニック5のワールドプレミアは2021年前半が有力で、価格は40,000USドル(約416万円)から45,000USドル(約468万円)と「コナ エレクトリック」より少し高めの設定が予想されている。ただし、新しいプラットフォームとアップグレードされた電動パワートレインにより、かなりの高性能モデルになると期待され、パフォーマン志向のバージョンも開発されていいる可能性もあるという。
《Spyder7 編集部》
page top