先日ジープ『コンパス』改良新型プロトタイプを捉えたばかりだが、そのロングバージョンとなる「グランド コンパス」市販型プロトタイプをカメラが捉えた。
コンパスは、クライスラーのジープブランドで販売されるコンパクト・クロスオーバーSUVだ。初代は2006年から2017年まで、実に11年販売が継続されていた。同年フルモデルチェンジし、第2世代へバトンタッチ、これが初の大幅改良となる。
捉えたプロトタイプは、先日キャッチしたベースモデルよりかなり厳重にガードされており、これがジープかどうかの判別も困難なレベルだ。しかし、後部ドアが延長されており、3列7人乗りレイアウトであることが予想できる。また再配置されたフォグランプ、改良されたグリルや新設計のヘッドライトが搭載されている様子が伺える。
室内には、新デザインのステアリングホイール、ダッシュボード、センターコンソール、ギアシフターを装備するほか、10.25インチの自立型インフォテイメントディスプレイ、10.1インチのデジタルゲージクラスタなどを搭載する。
パワートレインは、1.3リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジン、1.4リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンをラインアップし、それぞれ7速AT前輪駆動と9速AT全輪駆動と組合わされる。また欧州仕様では、EV走行だけで50kmを走るプラグインハイブリッドも設定されることが濃厚とされている。
コンパス改良新型のデビューは2020年内とみられるが、7人乗りグランドコンパスは2021年内と予想される。
《Spyder7 編集部》
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