レクサスは、クリスマスのために特別な「ソリ」仕様となる『HXコンセプト』(HX Concept)を世界初公開した。
サンタも喜ぶ夢のコンセプトカーだが、エンジンはホリデースピリットで発動するため、トナカイは必要ない。
そのエクステリアは、現在のサンタのソリよりはるかにモダンなボディを身に着けている。フロントエンドには、シャープなLEDデイタイムランニングライトを備える3連LEDヘッドライトユニットや、同社のアイデンティティ「スピンドルグリル」を備え、サイドにはジェットエンジンタービンを装備、レクサスによれば、HXは再生可能な資源でもあるホリデースピリットで稼働するため、Co2排出量に関して心配する必要はないという。
またリアハッチバックスタイルを採用、フットセンサーはトランクをハンズフリーで開くことができるため、沢山のクリスマスプレゼントの積み下ろしにもってこいだ。そして足回りにはタイヤではなくソリを装着、いち早く子供たちへプレゼントを届けることが可能となっている。
キャビン内には、囲まれたコックピットを配置し、シートにはネックウォーマーを装備するなどサンタクロースの旅を暖かく保ってくれる。さらに25インチのタッチスクリーンディスプレイをを搭載、サンタの仕事を邪魔しないよう、航空交通を示すことができるほか、サンタの助手も乗れるようサイドシートも設置されている。またマークレビンソン・サラウンドオーディオシステムにより、クリスマスキャロルを一晩中奏でてくれることは間違いない。
先日ベントレーは、「フライングスパーV8」をベースとする、クリスマス・ソリ仕様「Reindeer Eight」を発表したが、HXコンセプトがサンタにとってより魅力的なのは間違いないだろう。
《Spyder7 編集部》
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