ジャガーは現在、クロスオーバーSUVに「F-Pace」、「E-Pace」、「I-Pace」という3台をラインアップしているが、新たに『J-Pace』を開発している可能性が高いことがわかった。
J-Paceは、数年前から噂があり、その頃公開されたのが、『C-X17』(2014年)だった。当時は大型の内燃機関パワートレインを持つ、フラッグシップSUVで、C-X17からインスパイアされたデザインなどが予想されていた。
しかし最新情報によると、J-Paceはフルエレクトリックモデルとして登場し、テスラ『モデルX』とハイエンドEV市場で争うことになるという。勿論ジャガーからの正式表明はなく、プロトタイプも目撃されていないため、断言はできないが、市販型では「MLA」アーキテクチャを採用、将来のフラッグシップEVセダン、「XJ」と共有すると予想される。
モデルXをライバルとするならば、J-Paceは350マイル(560km)以上の航続を持ち、0-100km/h加速は2.6秒程度のパフォーマンスが必要となるだろう。また価格では、モデルXが74,690USドル(約770万円)、パフォーマンスモデルは94,690USドル(約980万円)となっており、ジャガーがそれに従う可能性もあるが、競争力を高めるために、700万円以下の設定が必要かも知れない。
J-Paceのワールドプレミアは、最速で2021年内と伝えられるが、プロトタイプも目撃されていない状況からも2022年以降と予想される。
《Spyder7 編集部》
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