GMは、2021年1月に6日に開催予定の世界最大技術見本市、CES 2021（コンシュマー・エレクトロニクス・ショー）、及び1月12日のイベント開会基調講演にて、シボレー、キャディラックブランドから複数の電動モデルを発表することがわかった。
GMは2020年に、2022年の発売のGMC「ハマーEV」と、2023年発売のキャディラック「リリック」という2台の新型EVモデルを発表している。リリックはGMの新しいEVプラットフォームに乗る最初の車両であり、100キロワットのバッテリーにより300マイル（480km）の航続を提供するスタイリッシュなクロスオーバーSUVだ。
一方ハマーEVは、最高出力1,000psを発揮、0-96km/h加速3秒というスーパーカー並のハイパフォーマンスを持ち、1回の充電で563kmの航続を実現する超高性能クロスオーバーSUVとなっている。
発表が期待される1台は、シボレーのピックアップトラック、『シルバラード』のPHEVバージョンで、個性的車名が与えられると予想されている。そのほかキャディラックなど、GMの最新技術であり、シボレー『ボルト EUV』にも期待されるEV用新型バッテリー「Ultium」（アルティウム）を搭載するモデルが噂されている。
シルバラードは、フルサイズピックアップトラックのフォード「Fシリーズ」に次ぐ、全米年間売上2位の大人気モデルだ。初代は1999年に発売、2代目は角張ったスタイルを特徴として2007年に誕生した。現行型は2014年に登場しており、初の電動化モデルとなる。
GMは、全く新しいスケーラブルなアーキテクチャに基づく20台の電動化モデルを2023年までにリリースするという計画を発表しているが、今後2～3年がGMにとって大きな転換期となるだろう。
《Spyder7 編集部》
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