ホンダ米国で申請した新型モデルの特許画像が初公開され、スウェーデンのエージェント経由で画像を入手した。
このパテント画像は、2019年6月28日に米国ホンダにリッキー・スー氏とニコラス・レナー氏によって登録書類が提出されていたが、米国特許庁は2021年2月2日にやっと初公開したという。
公開された画像の黒く表示されている中央部分全体は、実際には透明パネルである可能性がある。これにより、サスペンションやドライブトレインなどの車両の機械的要素の一部がみえるインパクトのあるエクステリアが予想される。
フロントエンドには、L字型のLEDデイタイムランニングライトを装備、アキュラの意匠を継承する5角形のグリルがみえ、ホンダのプレミアムブランドのコンセプトであることを示唆しているが、閉鎖されていいるかは不明でゼロエミッションモデルか内燃機関は確認できない。
彫刻が施されたルーフラインは、なめらかな低いシルエットを特徴とし、足回りには、ボディと一体化し埋め込まれたホイールを確認、なんとも神秘的すぎるエクステリアだ。このことからも、この車両がすぐに生産される予定のモデルではなく、設計段階であることを示唆している。実際、ホンダの広報担当リン・シーリー氏は、メディアの質問に「これは大量生産計画とは関係ない設計研究です」と語ったようだ。
しかし、同ブランドには、レクサス「LC」やBMW「8シリーズ」のような大型のラグジュアリークーペを持っておらず、このコンセプトモデルが改良され、製品化される可能性もあり、期待せずにはいられない。
《Spyder7 編集部》
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