ボルボの未来を予想するCGを、デザイナーのTomas Zumalakarregui氏が、Spyder7スクープ班に提供してくれた。
スウェーデン語で、「戦士」を意味する『Krigare』と名付けられた4ドアクーペは、高性能ブランド「ポールスター1」に似たプロポーションの4ドアセダンのスタイルだ。
そのフロントエンドには、レクサスのスピンドルグリルでさえ控えめに見えるワイドなグリルを装備。コの字型でヘッドライトを囲むLEDデイタイムランニングライトはフェンダーに伸び、かなりアグレッシブな印象を与えている。
サイドでは、フロントガラスとリアウィンドウをシームレスに接続、シルバーのAピラーとCピラーを含む非常に低いルーフラインが確認できるほか、Bピラーを削除、リアドアノブは前部に移動されているのも特徴的だ。また足回りにはシルバーのスポークとブレンボ製ブルーブレーキキャリパーが装着されている。
しかし、もっとも印象的なのはリアエンドだ。複雑な幾何学模様が入った薄いLEDテールライトを装備、リアウィンドウがデッキリッドまで伸びており、全体をグロスブラックで塗装するなど、シームレスなデザインはインパクトが強い。
ボルボは、デザインの進化が著しいブランドの一つと言え、今後コンセプトとしてこんな近未来デザインが登場することも期待できそうだ。
《Spyder7 編集部》
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