韓国ヒュンダイが開発中とみられる、新型コンパクトクロスオーバーSUV市販型プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。
車内コード「AX1」と呼ばれる新型モデルは、ヒュンダイにある多数のハイライディングモデルのさらなる拡大をねらい開発されている。
スウェーデン北部の凍った湖で捉えたプロトタイプは、カモフラージュとボディクラッティングで覆われているが、プラットフォームには「K1」アーキテクチャを採用し、ボディシルエットはスズキ「イグニス」を彷彿、その背の高いスタンスからはマイクロSUVの魅力が伝わってくる。
またリアドアハンドルはCピラーにマウントされ、リアエンドにはハイマウントテールライトを装備、フロントオーバーハングは短くコンパクトなエンジンを示唆している。注目はディスクブレーキが4輪全てにみれることで、このサイズの車には珍しい。さらにフロントサイドウィンドウはリアウィンドウよりわずかに大きく、ドアの下まで伸びているのも特徴的だ。
パワートレインは、最高出力68hp、最大トルク99Nmを発揮する1.0リットル直列3気筒ターボエンジンを搭載、最高出力82hp、最大トルク113Nmを発揮する1.2リットルガソリンユニットをラインアップ、5速MTギアボックス、またはオートマチックトランスミッションと組み合わされる。
市販型はインド市場で発売予定だが、市場で50%を誇るスズキをはじめ、トヨタ、ホンダにとって脅威となることは間違いない。
AX1のデビューは2021年内と予想される。
《Spyder7 編集部》
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