BMWが現在開発中の『2シリーズ』新型に設定されるハードコアモデル『M2』市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えた。
ミュンヘンの市街地とスウェーデンの氷上でキャッチしたテスト車両は、まだまだ偽装が厳重だ。フロントエンドでは、M3やM4で採用された巨大キドニーグリルの採用が注目されているが、最新情報では、巨大化はされず、現行型よりやや大型化されたグリルになる可能性が高そうだ。
駆動方式は、前輪駆動の2シリーズ「グランクーペ」とは異なり、「CLAR」プラットフォームに基づいて後輪駆動を維持する。市販型では、切り詰められたリヤと長いフードを組み合わせたスポーティなルックスに、コンパクトなトランクリッドスポイラー、Mサイドミラー、控えめのクワッドエキゾーストシステムをインストールする。また足回りにはMブルーで塗装されたドリルドブレーキローターとキャリパーが装備されるだろう。
コードネーム「G87」と呼ばれるM2新型のパワートレインには、M3セダン、及びM4クーペに搭載されている3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンのデチューンバージョンが予想される。直列6気筒のS58エンジンは最高出力480ps、最大トルク550Nmを発揮するが、M2クーペでは420ps程度と予想されるほか、3つのペダルがあることも濃厚だという。
M2新型のデビューは、最速で2021年内で、2023年には450ps~460psの出力を発揮する「M2コンペティション」、2024年には500psを発揮する「CS」や「CSL」も噂されている。
《Spyder7 編集部》
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