ヒュンダイの高級ブランドジェネシスが、開発を進めている新型EVクロスオーバーSUV、『GV60』市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えると同時にその内部も激写した。
現在ジェネシスのクロスオーバーSUVには、「GV70」と「GV80」がラインアップされているが、GV60はその最小SUVとなり、レクサス「UX」をライバルとして開発されたモデルだ。
捉えたプロトタイプは、まだカモフラージュが重くディテールは不明だ。しかし、レクサスUX以上に寝かされたスポーティなリアウィンドウ、キックアップされたベルトラインが確認できる。また薄型ヘッドライトや水平基調のLEDテールライトの一部も露出している。
キャビン内では、インフォテイメントとインストルメントクラスタを統合するデュアルスクリーンセットアップを備えていることが確認できる。またカメラサイドミラーを装備、そのスクリーンが映されているが、単純に画面を大きく見やすくしているだけのものだろう。
市販型では、「Ioniq 5」や起亜「EV6」と同じ「E-GMP」(グローバル・モジュラー・プラットフォーム)アーキテクチャを採用するが、より強力なバッテリーと向上した電気モーター性能を提供してくれる。1回の充電による航続はWLTP規格で300マイル(482km)、0-100km/h加速は3.53秒と高性能モデル「EV6 GT」と同レベルのパフォーマンスが予想されている。
GV60のワールドプレミアは、最速で6月中の可能性もありそうだ。
《Spyder7 編集部》
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