アウディの欧州Cセグメントモデル、『A3』に設定される最強モデル『RS3 セダン/スポーツバック』最新プロトタイプを公式リークした。
RSブランドのロゴをまとったレッド(スポーツバック)とグリーン(セダン)基調のプロトタイプは、どちらもメッシュグリルを備えたアグレッシブなフロントエンドを持っている。また、よりスポーティなエアインテーク、特徴的なダクト、フロントスプリンターも装備されている。
側面では、フロントフェンダー後部にエアベント、空気力学的なサイドスカートを装着、足回りには高性能ブレーキシステムによってバックアップされる軽量ホイールも確認できる。
リアエンドには新設計されたバンパーを装備、巨大な円形デュアルエキゾーストシステムをインサートするほか、コンパクトなスポイラーとディフューザーが見られる。
公式リーク時にスペックは公表されなかったが、「RS Q3」から流用される2.5リットル直列5気筒ターボチャージャーエンジンを搭載すると予想される。おそらく、最高出力は400ps以上、最大トルクは480Nmを発揮、7速Sトロニックトランスミッションに接続され、標準のクワトロ全輪駆動システムにパワーを送ることになるだろう。また0-100km/h加速は4.5秒以下、最高速度は250km/h(電子制御)が期待され、「パフォーマンスエディション」では最大450psとも噂されている。
アウディは、「2024年には、当社の高性能モデルの半分以上を部分的、または完全に電動化された形で」提供する予定であると述べており、この数字は2026年までに80%に達する可能性があり、2020年代終わり頃までには電動化された高性能モデルのみを提供することになるという。
RS3の発売時期も不明だが、2021年内に米国に登場すると語っている。
《Spyder7 編集部》
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